膵臓がんとは
膵臓は、長さ平均15cm，幅3cm，厚さ2cm，重さ60-100gの臓器で胃の裏側にあります。早期発見が難しく、治療が難しいがんと知られているのが、膵臓にできるがんの「膵臓がん」です。
膵臓がんのステージ（病期）は、ステージ0、IA、IB、IIA、IIB、III、IVの7段階に分けられるのですが、最後のステージⅣで膵臓がんが見つかる場合が最も多く、診断がついた段階で手術ができる患者さんはわずか20％程度です。また、再発率が高く、予後が悪いがんとも言われています。
ステージごとの状態を下の図で説明します。膵臓がんは「膵管（すいかん）」という、膵臓と十二指腸をつなぐ管で発生することがほとんどです（ステージ0）。
その後、がんは膵臓内に広がった後 (ステージⅠ)、膵臓以外に広がり、リンパ節へ転移します（ステージⅡ）。
最後の段階で主要な血管に転移し（ステージⅢ）、他の臓器へたどり着き、そこで増殖します（ステージⅣ）。
【参考】Medic Artとは
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